機械グループ

機械グループは、1980年代から中国、東アジア各地で自動車、船舶、交通インフラ、電力、建機産機等の幅広い分野で業務を展開しています。同地域向けの機械、設備、技術の導入、機械のすそ野の広さを背景としたバリューチェーン展開はもとより、昨今では「中国から世界へ」のスローガンの下、中国製機械、設備、船舶等のグローバル展開を推進、中国の経済、社会、産業の発展と共に更なる進化を進めています。
事業展開

自動車(EV+ICE)、パワートレイン、吸排気システム、EVコアコンポーネント、EV充電設備等、自動車生産部品から自動車完成車(乗用車+商用車)、EV周辺機器
新造船及び中古船での取引、海外船主向けのリース
鉄道車両や鉄道関係設備のプロジェクト開発/管理と調達、投資
洋上風力発電、グリーンエネルギー、太陽光、バイオマス発電案件、エネルギーマネジメントサービス
半導体設備(インゴットワイヤソー/洗浄機/研磨設備)、各種加工設備(スクロール盤/内面研削盤/汎用設備等々)、ロボットやカスタマイズ自動化設備、繊維機械、食品と飼料加工及び包装機械、電池生産設備
中国における事業会社・関連会社

騰新机械(上海)有限公司
2005年に設立され、伊藤忠MACHINE-TECHNOS株式会社が100%の株式を所有しています。主に繊維機械(日本製エアージェット織機、丸編み機)、産業機械(電池関連組立設備や、電子用基盤分野に注力中、高機能フィルム、偏光板用途で日本製の塗工装置、スリッター)、食品設備(日本製鶏卵選別機、無菌包装充填装置、製茶ライン、製氷加工装置、練り物等の食品用途での加工機械)、工作機械(日系自動車メーカーに日本製研削盤、マシニングセンター等の工作機械や、検査機器)などの輸出入、中国国内での販売および技術サポート業務を行っています。
愛美克思(上海)船務諮詢有限公司
2006年に設立され、伊藤忠(中国)集団有限公司を通じて35%の株式を保有し、船舶関連のコンサルティングサービスを提供、また船舶建造や修理、機器供給、リース、建造監理などの分野で事業を展開しています。中国船主向け新造船・中古船の合計100隻以上、及び中国造船所にて70隻以上の案件実績あります。2024年度の中国船主向け中古船成約実績が2隻、修繕仲介実績が9隻です。
五十鈴汽車工程柴油機(上海)有限公司
2004年に設立され、五十鈴(中国)投資有限公司が75%、伊藤忠商事㈱が25%の株式を所有しています。主にいすゞエンジンの保税区内での中国OEM向け仲介販売、中国国内での輸入販売、部品の国内販売、アプリケーション開発などの業務を行っています。約30年の取引実績を持ち、中国大手フォークメーカー向け20万台以上のエンジン販売実績あります。ほぼ全量輸出用機種に搭載され、世界に向け出荷します。